スリム4でラテを使う
この記事は「Daniel Opitz」によって書かれたもので、Slim FrameworkでLatteを使用する方法について書かれています。
まず、「Slim Frameworkをインストール」し、「Composerを使ってLatteをインストール」します。
コンフィギュレーション
プロジェクトのルート・ディレクトリに新しいディレクトリtemplates
を作成します。すべてのテンプレートは、後でそこに配置されます。
config/defaults.php
ファイルに、新しいtemplate
設定キーを追加します。
LatteはテンプレートをネイティブのPHPコードにコンパイルし、ディスク上のキャッシュに保存します。そのため、あたかもネイティブのPHPで書かれたように高速に動作します。
config/defaults.php
ファイルに新しいtemplate_temp
設定キーを追加してください。{project}/tmp/templates
ディレクトリが存在し、読み取りと書き込みのアクセス権があることを確認します。
Latteはテンプレートを変更するたびに自動的にキャッシュを再生成しますが、本番環境ではこれをオフにすることで、パフォーマンスを少し抑えることができます。
次に、Latte\Engine
クラスの DI コンテナ定義を追加します。
これだけでも技術的には Latte テンプレートをレンダリングすることができますが、PSR-7 レスポンスオブジェクトと連動させる必要があります。
この目的のために、特別なTemplateRenderer
クラスを作成し、この作業を代行させます。
では次に、src/Renderer/TemplateRenderer.php
にファイルを作成し、このコードをコピー&ペーストしてください。
使用方法
Latte Engineオブジェクトを直接使用するのではなく、TemplateRenderer
オブジェクトを使用して、テンプレートをPSR-7互換のオブジェクトにレンダリングします。
典型的なActionハンドラクラスは次のようなもので、home.latte
という名前のテンプレートをレンダリングします。
これを動作させるには、この内容でtemplates/home.latte
にテンプレートファイルを作成します。
すべてが正しく設定されている場合、次のような出力が表示されます。